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非破壊検査ってどういうもの?

非破壊検査という言葉をはじめて耳にする方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、非破壊検査についてご紹介します。

壊さない検査?なにそれ?と思われた方、そうなのです。

非破壊検査は、検査対象となる部品や構造物、構造物の溶接線上などの割れや、ブローホール、ラップなどの有害なきずを、部品や構造物を破壊することなく検出する技術のことをいいます。

参考までに、ブローホールは、溶接金属内で発生したガス、もしくは侵入したガスが、凝固時に大気中へ放出されずに溶接金属の内に閉じ込められてできるものです。

ラップについては、コールドラップは融合不良の一種となり、両方の金属面は接触しているが完全に融合していない状態をいい、オーバーラップは、溶着金属が止端で母材に融合せずに重なった部分や、溶接する母材の間に設ける溝のことをいいます。

(参考:一般社団法人 日本溶接協会 溶接情報センター)

非破壊検査では、検査対象となる物質に対して、放射線透過試験、超音波探傷試験、磁粉探傷試験、浸透探傷試験、渦電流探傷試験、ひずみ測定などを行いきずを検出し品質や劣化状況を調べます。

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